こんにちは。
ビルメンの小川(@ogawayuji1)です(2020年11月現在)
私は、2020年1月に某大企業を鬱で退職し、ビルメン業界へ転職しました。
これからビルメンへの転職を考えている方にとって、「年収」については大きな懸念材料の一つだと思います。
今日は、ビルメン1年目のお金の話について、包み隠さずお伝えしていきたいと思います。
月収17万円からのスタート
早速ですが、ずばり、1カ月目の給料は17万5000円でした。
資格ゼロ、完全未経験での転職だったので、ここまで低い金額になったと思われます。
資格がありませんので電気工事等の特殊な作業はできませんし、宿直で業者作業の立会いもできないので、もちろん残業代はゼロです。
ここから、健康保険、厚生年金、雇用保険、所得税が引かれますので、手取りは約15万円。
ちなみに大企業時代の月収が約30万円、手取りが約25万円でしたので、月収ベースで10万円のダウンです。
年収はまさかの400万円ダウン
11月に入り、先日に年末調整の書類を作成しました。
その時に今年の年収を計算したところ、以下の結果となりました。
なんと、昨年から約400万円も年収が減っています。
2020年の227万円のうち、約33万円は前職の1か月分の給与なので、ビルメン転職後1年目の年収は約200万円となります。
系列系と独立系
次に、ビルメンテナンス会社の2つの種類についてお話します。
ビルメンテナンス会社には、系列系と独立系の二種類が存在します。
系列系は、大手企業のビルメンテナンスを行う系列会社。
(例えばイオンディライトは、大型ショッピングモールとして有名な「イオン」のビルメンテナンスを行っている)
大手企業の系列会社なので、安定していますし、給与水準も高めです。
独立系は、大手企業には属さないビルメンテナンス会社です。
一般的には、系列系と比べて給与水準は低くなると言われています。
私の職場は系列系のビルメンテナンス会社ですが、雇用形態としては、派遣会社からの派遣契約となります。
さらに、未経験で資格ゼロの状態で転職したため、1年目の給与は驚くほど低いものとなりました。
まとめ
以上のことから、ビルメンテナンス業は収入面では非常に厳しい業種であることが分かったと思います。
私は妻と二人暮らしなので、年収200万円ではもちろん家計は赤字です。
大企業時代の貯蓄を切り崩しながら当面は生活していくことになります。
今後、勉強して資格手当をもらったり、系列系の派遣先会社への転籍制度を利用した正社員雇用等により、コツコツと年収を上げていくことで、家計を黒字に持っていこうと考えています。
独身の方や、実家暮らしで家賃がかからない方は低収入でもなんとかなるかもしれませんが、妻帯者の方、特にお子さんがいる方なんかは、ビルメンへの転職は厳しい道のりになるかもしれません、。
「資格取得しながら経験を積んで、より条件の良い会社への転職を繰り返し、収入を上げていく」というのがこの業界で年収をあげるための定石と言えるのではないでしょうか。
それでは本日は以上です。
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