こんにちは。ビルメンの夕顔です。
ビルメンに転職して気付けば4年が経ちました。
ありがたいことに、この4年間で5箇所以上の現場を経験することができました。
4年で5箇所?そんなに異動が多いんですか?
という声が聞こえてきそうですね。
ビルメン業界では人手不足が進んでおりましてね、たまに誰かが急に辞めて、穴埋めの応援に行ったりするんですよね。
そういった応援を含めると、結構いろんな現場を経験することができるんです。
そこで、今回はビルメン現場の種類について、ラクな順番に解説していきます。
「現場の種類」と言っても色々ありますよね。
病院、ホテル、商業施設・・・等々を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
しかし今回はそのような「物件の業態」ではなく、「同じ部屋に誰がいるか?」という観点で考察してみました。
それでは、紹介していきます。
1位 社内の人間のみ(1人)
一番楽なのは、このパターンです。
いわゆる「1人現場」というやつで、さらに同じ部屋に誰もいない現場があります。
この場合、1日のほとんどを1人で過ごすことができるので、かなり楽です。
人と喋るのが好きな人にとっては辛いかもしれませんが、少なくとも私にとっては天国でした。
仕事のペースも自分で好きなように決められるので最高です。
空き時間に資格の勉強をしても、誰かに文句を言われることもありません。
難点を挙げるとするなら、「仕事のレベルが成長しづらい」ということでしょうか。
上昇志向のある若い方にはあまりお勧めできないかもしれません。
2位 社内の人間のみ同じ部屋(複数人)
2番目に楽なのはこちらです。
1人現場ではありませんが、同じ部屋にいるのは同じ会社の社員だけです。
こちらが最も多いパターンだと思います。
物件に常駐する場合の他、支社ビル・本社ビルで内勤する場合もこのパターンですね。
社内の人間しかいないので、変に気を使うこともありません。
3位 関係会社(警備等)と同じ部屋
第3位は、関係会社と同じ部屋になるパターンです。
ビルメンの常駐現場は、設備・警備・清掃が同じ部屋になるケースがあります。
そこでさらに、設備・警備・清掃が別の会社であれば、他社と同じ部屋で仕事をすることになります。
会社が違うので、ずっと一緒にいるとはいえ、ある程度気を使う関係になります。
大声で笑い話をしたり、冗談を言い合ったりするのは少し難しいかもしれません。
最下位 お客様(元請)と同じ部屋
堂々の最下位は、「お客様と同じ部屋」になるケースです。
「そんなことがあるのか!」と驚かれる方もいるかもしれませんが、実際にこういう現場もあるんですよね、これが。
同じ部屋にお客様(元請)がいるので、見積もりの作成一つとっても、自由にできません。
例えば、「給湯室の電気温水器が故障したので、修理して欲しい」と元請から依頼があったとします。
修理業者を手配して見積書を作成して元請に提出するわけですが、この時に修理業者の見積書を見られるわけにはいきません。原価がバレてしまいますからね。
自分のパソコンの画面を元請のお客様が見ていないかヒヤヒヤしながら、慎重に見積もりを作成する必要があるので、気が気じゃないです。
こんな職場に当たるのはレアケースだと思いますが、こういうこともあるんだと頭に入れておくと心の準備ができるかもしれません。
まとめ
というわけで、今回は4パターンの職場をご紹介してみました。
個人的に、ビルメンの方はコミュニケーションがあまり得意ではない方が多いように感じます。
コミュ力のある方にとっては、どんなメンバーで仕事をしようとも、さほど気にならないかもしれません。
しかし、私みたいなコミュ障にとっては、職場のメンバーというのは非常に重要な要素となります。
今後も職場ガチャを回し続けることになると思いますので、いい現場に行けるように祈り続けたいと思います。
今回紹介したパターン以外にも、「こんなケースもあるよ」っていう方がいたら、ぜひコメント欄で教えてくださいね。
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