雑記

ビルメンの不規則な生活が体調を狂わせる

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私はどうも聴覚過敏を患ってしまったようだ。

いや、元から患っていたのかもしれないが、その症状が次第に悪化している気がする。

最近は寒くなってきたせいで、鼻をすする人が増えてきたのだが、この鼻をすする音がどうも苦手らしい。

設備室内に、一日中鼻をすする人がいるのだが、その人と同じシフトになると、気が狂いそうになる。というか、たぶん気が狂っている。

ゴミ庫に捨てられた適当なサイズのダンボールを選び、それを機械室に運び込んで組み立て直して、その組み立てられたダンボールをケリ飛ばして破壊するという行為をしなければ正気でいられないのだから、たぶん気が狂っている。(※注 破壊したダンボールは、形を整えて、再度ゴミ庫に片付けています。)

私が苦手とするのは鼻をすする音だけではない。

咀嚼音も苦手。口を開けて食べることによって発生する咀嚼音は論外だが、口を閉じて食べるときに発生する、コキュコキュというかペチャペチャというか、ほんの少し聞こえてくるその音でさえも聞いていられないほどに不快である。

その為、その日のメンバー次第では食事中に気が狂いそうになる。

(食事休憩中であっても、かかってくる電話は取らなければならないルールなので、不快な咀嚼音から逃れるために設備室の外で食事をすることができないという、労働基準法的にどうなのかという話を始めると本質から逸れてしまうので、この話は別の機会に。)

仕事中の雑談にも耐えられない。

今まさに、一秒ごとに給料が発生しているこの時間に、なぜ仕事をせずに業務とは関係のない雑談ができるのか、その神経が理解できずイライラしてしまい、仕事にほとんど手がつかない。

そんなにイライラするなら、「仕事中なので静かにしろ」と注意すれば良いじゃないか、と言われそうだが、注意できない。

注意する勇気がない。

注意したら嫌われるのではないかと考えて行動に移せない。だからタチが悪い。

このような、音に対して極端に過敏な反応を示すようになったのは、ここ一年くらいのこと。

日に日に悪化していくので、こりゃいかんと思ってとりあえず耳鼻科に行ってみた。

問診と、聴力に異常がないかどうかの検査をしてもらった。

しかし、「耳鼻科的には問題はありません」との答えだった。

精神面からくる症状かもしれないので、精神科を受診されてみては、とのことだったので、前職の休職(うつ状態)時にお世話になった精神科を訪ねてみた。

検査の結果は先天的な発達の凸凹による聴覚の過敏、および宿直や夜勤による生活リズムの乱れによる相対的な効果によるものと考えられるとのこと。

そこで、イライラした時に服用する頓服薬を処方していただき、その日は帰宅した。

この薬が有れば、聴覚過敏のイライラとおさらばできるかも…?、と淡い期待をしていた。

しかし、頓服薬の効果はほとんど見られなかった。

リラックス効果によりイライラを鎮めるとの説明だったが、このリラックス効果により眠くなってしまうばかりで、何の意味もなかった。

正確に表現すると、前のようにイライラしながら、さらに眠くなってしまってますます仕事に集中できず、もっとイライラするという負のループ。

精神科の先生からは、薬に効果がなかった場合は再受診するように勧められたので、とりあえずもう一度、精神科に行ってみようと思う。

ただ、薬に頼ってどうにかするというのはあまり好きではないので、そのような気配を感じたら、病院に行くのはやめる予定。

こんな感じで、今のところ、私の聴覚過敏によるイライラは解決策を見出せずにいる。

夜勤や宿直による生活リズムの乱れによって自律神経のバランスを崩して、先天的な聴覚過敏に拍車をかけているようなので、日勤のみのシフトに変えてもらうように会社側に働きかけてみようと思う。

それまでの間は、不快な音が聞こえ始めたら巡回に行くフリして部屋を出たり、耳栓をしたりしてなんとかやり過ごそう。

不規則な生活による悪影響は予想以上に怖いものだ。

これを読んでいる宿直明けで寝不足のあなたにも、少しでも体調に異変を感じたら早めに手を打つことをお勧めする。

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