先日、とある企業様から1通のDMを頂きました。
その内容は、ビルメンテナンス業界の業務一般と、デジタル化に関する情報交換をされたいというものでした。
ビルメンとしてTwitterの運用を開始した2020年2月以降、このようなDMを頂いたのは初めてのことで、少し動揺しつつも、「わずかでも力になれれば」と思いすぐにOKの返信をしました。
すると、「近日中にzoomを使用して情報共有をしたい」とのことでした。
(今流行りのzoomね ・・・使ったことないんですが!)
そんな心の声は押し殺して、日取りを決めてzoom会議の実施を約束しました。
その後、すぐにPCでzoomをインストールしました。
アカウントの作成からテストミーティングまで意外とスムーズに完了。
この使い勝手の良さが、日本中で利用されている所以なのかもしれない…と思いました。
さて、迎えたzoom会議当日。
先方の企業様からは代表者の方と、DMをくださった担当者様の2名が出席。
こちらは小川1人のみ。2対1ということで少し緊張します。
緊張しながらも、1週間前にTwitterで知り合ったばかりの人と、こうやって顔を合わせてネット上で会話ができることに感動。
時代は進み行くものだなぁとしみじみ実感していました。
自己紹介もそこそこに、企業様からのビルメンテナンス業界に関する質問に淡々と答えていくわたくし。
質問に対する回答が的外れになっていないか、おどおどしながら答えていきます。
相手様が、「気を張らず、ざっくばらんに行きましょう」といった感じで、話しやすい雰囲気を作ってくださったので、後半は調子に乗ってぺらぺらと喋りすぎてしまいました。
エスカレーター起動、エレベーター起動、売場内温度測定、屋上設備(冷却塔等)点検、空調機点検、残留塩素濃度測定、催事場の配線作業、etc・・・
日々行っている業務の内容や、そのデジタル化具合等について、お伝えしていきました。
ちなみに、設備点検はiPadを使用して行います。
一昔前は紙にペンで記入→記入した数値をPCでエクセルに入力といった煩雑な処理を行っていたようです。
(そんな面倒くさいこと、絶対にやりたくない!)
まだまだ1年目のひよっこビルメンではありますが、私が持ち得る情報はある程度お伝え出来たのではないかと思います。
私が提供した情報が今後役に立つかどうかはさておき、このような形で自身の経験を誰かに共有することによって何かの役に立つかも…というのはやっていて気持ちが良いものです。
また、ネットを利用してこうも簡単に知り合ったばかりの人と顔を合わせて会話ができるということに、純粋に感動しました。
zoomに限らず、このような手法によって、誰かのためになる情報共有を今後展開していきたいと感じました。
今回のような1対少数でも良いですし、学校形式で1対多数でも使えると思います。
僕の使命は、ビルメンテナンス業界の良いところ悪いところをしっかりとお伝えしたうえで、「ビルメンに適正のある人」・「ビルメンが天職だ」という人をこの業界に1人でも多く導くことだと思っています。
なんていったって、終身雇用が(ほぼ)保証されている高給取りの大企業を捨ててまで進んだ道ですから。
いろんな人たちの反対を押し切って進んだ道ですから。
もう後戻りはできません。
どこまでも突き進んでいきますよー!