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異業種からビルメンに転職する時に気を付ける6つのポイント

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こんにちは。異業種からビルメンに転職してストレスフリー生活を実現した小川(@ogawayuji1)です。

今日は、異業種からビルメンに転職するときに気を付ける6つのポイントについてお話していきます。

この記事の動画版はこちら↓



先日に、Twitterで、こんなDMをいただきました。

「こんにちは。

異業種から出来れば系列系のビルメン会社に行きたいと思っていますが、年間休日以外でどのような基準で選べば良いでしょうか。

今のところ、聞いたことのある有名会社を選ぶくらいしか判断基準がないので教えて頂けるとありがたいです。

宜しくお願いします!」


今回は、こちらのお悩みに回答していきたいと思います。

この方は、系列系の会社に入りたいということなんですけど、最終的には、独立系であれ系列系であれ、「仕事がそこまで忙しくなくて、そこそこの給料がもらえる会社」に落ち着きたいのではないでしょうか。

楽な仕事でそれなりの生活ができれば、ハッピーじゃないですか。

たぶん、そういう思考の人がビルメンに集まると思うんですよね。(偏見が過ぎる)

ただ、異業種からの転職なので、いきなり系列系に入るのはちょっとだけ難しいと思います。

「ビルメン4点セット全部持ってる!」とか、「電験三種持ってる!」とか、資格がある人は、転職しやすいと思いますけど、そういう資格を持っていなければ、なおさら、いきなり系列系ってのは難しいと思います。

(前職までの経歴や学歴等、総合的に判断されますので一概には言えませんが…)

なので、今回のケースだと、ステップアップしながら最終的に系列系の正社員を
目指していく
っていうやり方がベストだと思います。

具体例を挙げると、こんな感じ。

独立系で実務経験を積みながら必要な資格を揃えて、2~3年後に系列系に転職する。

・系列系に人材派遣している派遣会社に入って、派遣社員として系列系で実務経験を積みながら資格を揃えて、2~3年後に系列系会社への転籍制度を利用して、系列系に転籍する。

いずれも初めは系列系の社員ではありません。

実務経験を積みながら、必要な資格を揃えて、系列系で採用されるための力を蓄えてから、系列系を目指す方法です。

ここで、「じゃあ1社目の会社をどう選ぶか?」っていう考え方で、6つのポイントをお話していきたいと思います。

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①勤務先の業種

商業施設、ホテル、病院、オフィスビル…いろんな業種(現場)がありますよね。

オフィスビルなんかは、ネット上で「やることがなくてヒマ!楽!天国だ!」とか言われますよね。

待機時間が長いので、資格の勉強たくさんしたいなら、いいと思います。

ただ、どうしても経験値は積めないですよね。

何もトラブルがおきないので、スキルアップできないです。

なので、後あとのことを考えると、1社目の現場は、あえてホテルとか商業施設を選んで、経験を積むっていうのもありだと思います。

ただ、現実的な話をすると、転職サイトとかで紹介されている求人ってだいたい、ホテルとか病院とか、キツイ現場が多いんですよね。

キツイ現場だと、新しく入った人が続かなくって、すぐ辞めてしまうんですよ。

それで、また求人募集しないといけないので、そういう現場ばっかり求人がでてる、みたいな現象が起こっています。

だから、こちらの思惑どおりにはいかず、「1社目はホテル・商業施設・病院といった、キツめの現場しか見つからない」という可能性が高いと思います。

②勤務形態(常駐/巡回)

常駐…1つの建物の中の設備室で勤務して、その建物の中で起きるトラブルの対応とか、点検を行う勤務形態ですね。

巡回…複数のビルの管理を行います。1件1件の規模は小さいですけど、点検の計画からトラブルの対応まで、基本的には1人で対応することになるので、常駐よりも責任を感じやすい。


1社目の現場として選ぶのであれば、常駐をおすすめします。

僕は、常駐の経験しかないんですけど、巡回の現場を経験したことのある先輩から「巡回はきつかった」ていう話を聞くんですよね。

それも一人じゃなくて、2、3人の先輩みんな口をそろえて「巡回はきつい」って言うんですよ。

そのイメージもあって、僕は常駐をおすすめします。

③雇用形態

契約社員?派遣社員?正社員?などなど、色んな雇用形態がありますよね。

これは冒頭でもお伝えしたんですけど、

「スタートは契約社員でも、社内登用制度があって最終的には正社員になれるかもよ」

とか

「派遣社員から、派遣先の企業への転籍制度がありますよ」

とか

将来的にステップアップが見込める制度があるかどうか」は、しっかり確認しておいた方がいいです。

ただ、1社目の企業として選ぶのであれば、「契約社員雇用で、正社員登用制度なし!」みたいな条件(つまり、永遠に契約社員)でも、全然OKだと思います。

なぜなら、2、3年経験を積んだ後に、もっといい条件の会社に転職すればいいからです。

どうしても自分の希望する条件の会社が見つからない場合は、そういった企業を選ぶのもありだと思います。

④資格手当の有無(合格時の祝い金だけ/合格後毎月支給)

ビルメンって給料がびっくりするくらい少ないんですよ。

僕は、異業種から資格なしで転職したんですけど、1カ月の給料が手取りで15万円でしたからね。

これじゃ結構きついんで、少しでも給料を上げたいですよね。

そうなったときに、資格手当があるか、ないかっていうのが結構ひびいてくるんですよ。

例えば、

危険物の乙で毎月2000円

電気工事士二種で毎月2000円

消防設備士の乙種で毎月2000円

これらの手当が貰えたら、月6000円×12カ月で、年間72000違ってくるんですよ。

これって、結構大きいですよね。

会社によっては、「合格祝い金」っていう形で、合格した時だけ一時的に10,000円支給します、みたいなところもあるんですね。

合格した時に大きめのお金が入るのも嬉しいですけど、長い目で見れば、絶対に毎月少しずつもらえたほうがいいので、しっかりチェックしておきましょう。 

⑤勤務先の場所

言うまでもなく、自宅から近い場所の方が便利ですよね。

だけど、ちょっと家から遠いけど、交通費がしっかり支給されて好条件の現場であれば、多少離れた場所でも行く価値はあると思いますよ。

電車で通勤できれば、通勤中に資格の勉強もできますからね。

結構、家で勉強するよりも、電車の中の方が捗ったりするんですよ。

ホーソーン効果っていうのがあって、誰かに見られている状態の方が作業とか勉強って捗るということが科学的に証明されているんですよね。

なので、僕は通勤中は必ず資格の勉強をするようにしています。

あとは、転勤の有無ですね。

全国転勤型の雇用だと、地域雇用型の(転勤の範囲が狭い)人に比べて、給料が良くなりますが、転勤の度に引越しするのって面倒ですよね。

人生において、引越しの回数はなるべく少ない方がいいと思うんで、転勤の有無と、もし転勤がある場合、その範囲(全国型?地方型?)は、確認しておいた方がいいです。

⑥その他

・福利厚生(社宅や寮の有無/住宅手当の有無/交通費の上限 等)
・事前の研修の有無(事前に研修があれば心的負担が軽減される)
・年収はいくら?(毎月の基本給/賞与の有無)

その他として、この辺があると思います。

この辺は、言うまでもなく、皆さんチェックされていると思いますので、
詳しい説明は割愛しますが、漏れのないように、チェックしておいてください。

ということで、異業種からビルメンに転職する際に気を付けておくポイントを6つ紹介させていただきました。

もっと、ここを詳しく知りたい!とか、分からないところがあったら、コメント欄か問合せフォームから連絡してくださいね。

それでは!

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