こんにちは。第二種電気工事士試験合格者ビルメンの小川(@ogawayuji1)です。
まだ、僕は第二種電気工事士ではありません。
あくまで「合格者」でしかないのです。
それはなぜか?「免状の申請をしていないから」です。
筆記試験と技能試験に合格後、高いお金を支払って免状の申請をして、手元に免状が届いたら、ようやく第二種電気工事士を名乗ることができます。
ということで、今回は、この面倒な(?)第二種電気工事士の免状申請の方法についてご紹介してみます。
申請書記入
こちらの申請書に必要事項を記入していきます。
ちなみに、この申請書は技能試験の時に全員に配られます。
そのため、特に取り寄せなどをする必要はありません。(失くしていなければ)
名前とか住所を書くだけなので簡単ですね。
一番下に証明写真を貼り付ける部分がありますので、写真を準備していきます。
証明写真の撮影
試験の時に証明写真はもう提出したやん!
その写真使えばええやん!
なんでまた面倒な証明写真を準備させんのや!
と、思いましたが、ぐっとこらえて写真を準備します。
しかも、2枚も必要です。
ちなみに、証明写真を格安で撮影する方法については、こちらの記事で紹介していますので、良かったらどうぞ。
手数料(領収証紙)5,300円の準備
これは面倒ですね。
今時、領収証紙って…と思います。
みなさんもそう思いますよね?
現金を郵送できないのは分かる。
それなら、窓口で手続きする場合に限り現金払いを認めれば良いのでは?
僕が最も望んでいるのはクレジットカード決済の導入ですね。
手数料が5,300円から6,000円に上がってもいいので、クレジットカード決済を導入して欲しい。
これは電気工事士に限らず、他の資格試験も同じ。
この「領収証紙」って、一部の銀行とか県庁窓口とか、限られた場所でしか売っていないんですよ。
そこまで行くだけでめちゃくちゃ面倒ですよね。
そりゃあ、免状は必要なので、どんな手段を使ってでも領収証紙を手に入れようとします。
だから、こんなに面倒なシステムでもみんな我慢してやっている。
もし、免状申請が民営化されて、新しい団体が発足したとします。
その団体が、
「免状申請は、すべてオンラインで申請可能です。」
「証明写真は試験時のものを使用するため、免状申請時は不要です。」
「支払方法はクレジットカード決済やコンビニ決済が使用できます」
というサービスを打ち出したら、みんなそっちに流れていきますよね。
競争原理が働いていないから、今の面倒なやり方にあぐらをかいているのではないか!と個人的には思います。
愚痴が多くなってしまいましたね…失礼しました。
それでは、次にいきましょう。
住民票の準備
こちらも面倒ですね。
市役所等へ出向いて、窓口で住民票を入手する必要があります。
手数料も必要です。
マイナンバーカードがあれば、コンビニ等でも住民票が発行できるみたいですね。
ただ、マイナンバーカードに関しても賛否両論あり、発行すべきか、そうでないか、ネット上ではいつも議論されています。
免状保有者の所在等を明確にするために必要なのかなぁ…と推測。
申請のために必要なものなので、面倒ではありますが、しっかりと準備しましょう。
県の窓口へ持参又は書留で郵送
これらすべての準備が整ったら、県へ申請を行います。
窓口へ直接持参しても良いですし、郵送することも可能です。
郵送の場合は、書留または簡易書留で送る必要があります。
これまた、お金がかかりますね。
ただ、領収証紙等、大事な物が入った郵便物なので仕方ないですね。
危険物取扱者免状の申請時は、免状を申請者に送付するための切手を同封する必要があったので、それに比べると少しだけお財布に優しいですね。
ということで、今回は第二種電気工事士の免状申請方法について、ご紹介しました。
大半が国や県への悪口意見要望になってしまいました。
しかし、このような面倒な手続きをすることで、免状を手に入れた時の喜びは倍増すると思うんです。
もしかすると、国や県の狙いはそこにあったのかもしれませんね。
それでは!