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ビルメンに転職してはじめて手取り20万円を超えました

更新日:


こんにちは。ビルメン2年生の夕顔(@ogawayuji1)です。

僕は、2020年1月に未経験でビルメンに転職しました。

この記事を書いているのは2021年2月16日ですので、現在ビルメン歴13カ月目。

そして、先日に無事13回目の給料が口座に振り込まれました。


この通知を見た時に、正直おどろきました。

「なぜこんなに貰えるんや!?」と。

これまでの僕の手取りと比べるとこうなります。


1カ月目 150,879円

12カ月目 169,827円

13カ月目 202,312円

…いや、上がりすぎぃ!

そこで、今日の記事では、「ビルメン13カ月目にしていきなり手取りが20万円を超えた要因」について分析していきたいと思います。


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僕のスペックはこちら

一口に手取り20万円と言っても、貰っている人がどんな人物か分からないと、イメージが湧きづらいですよね。

ということで、給与算出の前提条件となる僕のスペックがこちらです。


・最終学歴は高卒

・30代前半の男

・前職は営業事務の正社員(10年以上勤務)

・2020年2月に未経験&無資格でビルメンに転職

系列系ビルメン会社の派遣社員

・商業施設で設備管理をしています。


未経験・無資格で系列系への派遣社員として転職しました。

大学も出ていませんし特別な技術や能力もありませんので、未経験でビルメンに転職する場合は、多くの方が該当する条件ではないでしょうか。

独立系よりも系列系の方が安定した収入が得られると言われていますが、そもそも派遣社員としての雇用なので、「独立系か系列系か」という土俵にすら上がっていませんね。

また、転職時は無資格でしたが、現在は3つの資格を取得しており、1つの資格で資格手当の手続きが完了しています。

資格を取ったらすぐに手当が貰えるわけではないんです。


資格試験に合格→免状申請→免状が手元に届く→免状のコピーを会社に提出し資格手当の申請→資格手当の承認が下りる→翌月から資格手当支給


という流れなので、資格試験に合格してから、実際に手当が貰えるまでに3カ月位はかかります。

それでは、詳しい内訳を見ていきましょう。

手取り20万円の内訳


こちらが、手取り20万円の内訳です。

セキュリティ上の都合等がありますので、上記画像は会社から頂いた給与明細をExcelで加工した資料となります。

基本給は175,000円

これは1カ月目からずっと変わっていません。

未経験・無資格で転職すれば、大体この位の金額が相場だと思います。

転職サイトで求人を検索していても、これくらいの金額で募集がでていますよね。

職能給は5,231円

この項目、1カ月目には0円でしたが、10カ月目を過ぎた辺りから増えていました。

詳しくは分かりませんが、経験を積んで「できる仕事の幅が増えた」ことによって加算されたと思われます。

同じ派遣会社の先輩に話を聞いても、同じくらいのタイミングで急に支給されるようになったと言っていました。

派遣会社の給与算定に関する規則の中で、「○か月目から支給開始」というのが取り決めされていると予想されます。

資格手当は9,500円

資格手当の手続きが完了しているのは昨年の11月に受験した「危険物取扱者乙4類」の1資格のみで、今月から支給が開始されます。

1つの資格だけで9,500円も!?と思いますよね。

9,500円を更に分解するとこうなります。

資格手当2,000円
受験料4,600円
免状交付費用2,900円
9,500円


はい、こんな内訳になっているんです。

私が就職した派遣会社では、「受験料」と「免状交付費用」まで負担してくれるシステムとなっています。

そのため、今月に限っては受験料4,600円と免状交付費用2,900円も支給されるわけです。

つまり、来月からは「2,000円/月」のみの支給となります。

他手当は13,500円

これは、年始(1月1日~1月3日)の特別手当です。

1日あたり4,600円です。結構貰えるんですね。

僕は、運よく(?)1月1日、2日、3日の3日とも出勤するシフトを組んでもらうことができました。

(特にお願いした訳ではなく、たまたまそういうシフトになっただけ)

商業施設なので、お正月はお客さまが多いですが、だからといって僕たちの仕事が増えるというわけでもありません。

今年に限って言えば、コロナの影響で実家に帰省したり親戚の家に挨拶に行くこともなかったので、本当に「普段通りの感覚で働いただけ」という感じでした。

いつもどおり働いて、いつもより多めの給料が頂けるのでありがたい限りです。

残業代(普通残業+深夜残業)は25,809円

深夜残業が12:30、普通残業が4:00で、合計16:30でした。

内訳はこんな感じです。

全館停電7時間
物産展の準備5時間
業者作業立会い4時間
その他0.5時間
16.5時間


しかし、今回のように残業時間が15時間を超えることはほとんどありません。

全館停電は年に1回のイベントですし、大規模な物産展の準備日にシフトが組まれることも年に数回しかありません。

ましてやこれらが同じ月に発生することはほとんどありませんので、かなり特殊な月であることは間違いありませんね。

普通の月なら、業者作業の立会いとちょっとしたイベントの配線作業等で合計5時間位あれば良い方です。

深夜手当は2,184円

これは宿直をしたときに、22~24時の勤務に対して支給されます。

文章だけでは分かりづらいので、簡単に図を作ってみました。


このように、宿直を1回する度に、必ず2時間分の深夜手当が貰える仕組みになっています。

この辺りの仕組みは、勤務先の企業によって異なりますので、求人情報や面接時等に確認してみてください。

僕の場合、8時間で2,184円ですので、1時間当たり273円です。

少ないと感じるかもしれませんが「塵も積もれば山となる」です。

いただけけるだけありがたいと思います。

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まとめ

というわけで、13カ月目にしてビルメンとしての手取りが20万円を超えた要因を分析してみました。

内訳をひとつずつ見ていくと、様々な要因が偶然重なって叩き出された20万円であることが分かりました。

特別な手当が支給され、特殊なイベントが重なって残業代が増え、資格の受験費用が手元に帰ってきただけです。

来月以降は、また手取り16~17万円前後で推移していくと予想されます。

ただ、未経験・無資格でビルメンに転職しても手取り20万円を貰うことは可能だということは証明できました。


今後は


・資格の勉強をして資格手当を増やす

・専任資格を取得して専任手当を増やす

・系列系ビルメン会社に転職して根本から給料を増やす

こういった施策で年収を上げていきたいと考えています。

未経験・無資格でビルメンに転職すると、最初のうちは給料(手取り)が少なく、ショックを受けるかもしれません。

しかし、今回のように特殊な手当やイベントによる残業代の増加で、一時的に給料を増やすことは可能です。

また、資格を取得したり、経験して条件の良いビルメン会社に転職することで、ステップアップすることもできます。

コツコツと努力すれば、特別な技術やコミュニケーション能力がなくても、給料を上げていくことができると考えています。

この記事を元に、少しでもビルメンという職業に興味を持っていただけたら嬉しいです。

YouTubeTwitterもやっていますので、良かったら覗いてみてください。

それでは!

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