こんにちは。ビルメン2年生の夕顔(@ogawayuji1)です。
2020年の1月に未経験でビルメンに転職してからもうすぐ2年が経とうとしています。
そこで、今回はこの2年間でどれだけ年収が上がったかについて検証してみたいと思います。
1年目の年収
月によって残業時間に変動があると、公平に比較ができないので、「(基本給+各種手当)×12か月分+賞与」で比較します。
この方法で1年目の年収を算定した結果がこちら
2,134,000円と、なんとか200万円を超えることができました。
ちなみに賞与欄の10,000円は、冬の賞与の時期に寸志として支給されたものです。
「少額の寸志が支給されることがある」とは聞いていたが、まさかここまで少額だとは…
私は妻と2人暮らしなのですが、この年収では2人分の生活費を賄うことはできません。
泣く泣く、妻にパートに出てもらい、1年目を乗り切ることができました。
未経験・無資格で転職した場合、比較的給料が少ない「独立系」や「派遣社員」の求人がほとんどです。
そのため、どうしても年収は少なくなってしまいます。
年収を上げるためには、資格の取得や実務経験を積むことで、系列系に転職したり正社員に昇格する必要があります。
2年目の年収
1年目の給料があまりに少なく、衝撃を受けたため、この現状を何とかできないものかと考えました。
その結果、ある作戦を思いつきました。
それは、とにかく資格を取りまくることです。
私が派遣された現場は、とある系列系の企業だったのですが、派遣社員から系列系正社員への転籍制度がありました。
転籍の条件として、勤務態度等の評定の他に「資格の取得数」も考慮されるとあったので、「それなら資格を取りまくろう!」と脳筋な作戦を実行することにしました。
年収を上げるべく、待機時間中に設備室内ではひたすら資格の勉強をしました。
その結果、1年間で、
・危険物乙4
・消防設備士乙6
・簿記3級
・第二種電気工事士
・電験三種(理論科目のみ)
と資格を取得し、系列系正社員への転籍試験を受けさせて頂けることになりました。
(ちなみに電験三種は翌年に無事全科目合格できた)
そして転籍試験を無事に突破し、2年目(転籍後)の年収はこのようになりました。
基本給の増加、住宅手当の支給、賞与2カ月分が2回と、様々な要素により大幅に年収をアップすることに成功
(資格手当は派遣会社で危険物乙4と電工二種が1,000円ずつでしたが、系列系会社では対象外のため0円となりました)
これで、僕の給料だけで妻と2人分の生活費を賄うことができます。
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そして、1年目と2年目を比較した表がこちらです。
1年で約150万円も年収を上げることができました。
1年目が低すぎたというのもありますが、努力次第でこれだけ上げられるということが証明できたのではないでしょうか。
まとめ
ビルメンに未経験で転職するとびっくりするくらい年収が下がります。
そのため、転職直後はある程度の節約生活を強いられることを覚悟した方が良いでしょう。
特に、既婚者の方や子どもがいる場合は、厳しい状況となります。
しかし、資格を取得したり実務経験を積むことで、以下のように年収アップを目指すことが可能です。
・派遣社員→正社員へ転籍
・独立系→系列系へ転職
・資格取得→資格手当を貰う
・社内試験で昇格を目指す
また、ビルメンは資格がないとできない業務があったり、法的に有資格者の常駐が必要だったりするので、資格の取得がかなり重要視されています。
そのため、資格取得が昇格や昇給に直結しやすい傾向があります。
(もちろん、人間性に問題があったり、あまりにも仕事ができない場合はダメですよ)
そういった意味で、コツコツと努力を続けるのが好きな人は、ビルメンが向いているかもしれません。
これからビルメン転職を考えている方にとってこの記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
それでは!
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