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その勉強、家でやるか、外でやるか。

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こんにちは。夕顔@ビルメンです。

あなたは、資格の勉強をするとき、家でやってますか?それとも外でやってますか?

僕は、家と外の二刀流です。

それぞれの場所にメリット・デメリットがあり、適切に使い分けることによって、学習効率を上げることができるんです。

そこで今回は、「家」「図書館」「カフェ」の3パターンに分けて、それぞれの特徴を紹介していきます。

家で勉強する場合

メリット

・声出しができる
 
テキストを声に出して読んだり、計算をしながらブツブツと呟いたりできます。誰かに文句を言われることはありません。目・耳・口・手といった五感をフルに活用することで記憶に定着しやすくなります。(流石に嗅覚を使用するのは難しいですが…)
 
・移動時間が不要
 
朝目が覚めたら、その瞬間から勉強が開始できます。外で勉強する場合、移動時間の分、タイムロスになってしまいますから、もったいないですよね。

・お金がかからない

 
必要なのは家賃と空調費だけ。それ以外の費用は発生しません。外に出て一日中勉強するとなると、移動費や飲食代といった費用がかかりますので、1年中続けると結構な金額になってしまいます。

・書籍やPC等を持ち運ぶ必要がない


例えば外で勉強する際に「今日は電験三種の理論だけ勉強する」と決めて理論のテキストと過去問だけカバンに入れて出かけた場合、途中で「やっぱり機械の勉強もしたい…」と思ってもテキストがないのでどうしようもありません。

こんな時、家で勉強していれば、好きな時に好きな勉強をすることができます。

また、分からないことを調べたい時にも家ならパソコンやスマホで気軽に調べ物ができますので、こういった点もメリットの一つですね。

デメリット

・誘惑が多いため怠けやすい

漫画やゲームなど、勉強以外のことができる環境なので、勉強するという強い意志がなければ、つい誘惑に流されてしまいます。勉強の習慣ができるまでは、このような誘惑に負けて、なかなか勉強が前に進まないことが多いですね。

・環境が変わらないので飽きやすい


当たり前ですが、家というのは普段生活している場所なので、環境の変化がなく飽きやすいというデメリットがあります。集中力が持続しづらいことにも繋がります。

ポイント

時間やお金がかからずに、コスパよく勉強をすることができるため、最もおすすめの勉強場所です。

ただ、誘惑に流されたり飽きやすかったりという弊害もあるため、ある程度学習習慣がついた上級者にオススメの場所と言えます。

図書館で勉強する場合

メリット

・無料で利用できる

公共設備のため基本的には無料で利用できます。

カフェや有料の自習スペースだと費用が発生するため、なかなか気軽には手が出せませんが、その点、図書館はいつでも気軽に勉強ができます。

・ホーソン効果により集中しやすい


人に見られていると「よく見られたい」という心の働きにより作業効率が上がる効果があり、これをホーソン効果と言います。

図書館では、周囲に勉強している人が多くいるため、「よく見られたい」という心理状態になり、1人で勉強している時と比較して勉強が捗りやすくなります。

・空調費が不要


細かいことですが、夏や冬に家で勉強する場合、空調費がかかりますが、外で勉強すればこの費用がかかりません。

デメリット

・無料なので民度が低い利用者に出くわす場合がある

無料で利用できるが故のデメリットですが、民度の低い利用者がいる場合があります。延々と咳払いをする人、貧乏ゆすりをする人、香水がきつい人など、いろんな人がいます。

このような人が近くの席にいると、せっかく図書館まで来たのに勉強に集中できずイライラしてしまうことになるかもしれません。

・近所にないとキツイ。


そもそも論ですが、近所に図書館がなければ図書館で勉強することはできません。

・時間制限がある。


図書館によりますが、17時から19時頃になると閉館しますので、どれだけキリが悪くてもその時点で勉強を切り上げて帰宅しなければなりません。

自宅で勉強する場合は、このような心配をする必要はありません。

・声が出せない。


当たり前ですが、図書館で勉強する場合は声を出すことができません。

法律の条文を覚えたい場合に、声に出して勉強することがありますが、こういった勉強は自宅でするしかないですね。

ポイント

勉強する習慣ができていない人におすすめです。

ある程度習慣化できたら、費用がかからない「家勉強」に切り替えるのが良いと思います。

カフェで勉強する場合

メリット

・優雅に勉強できる。

カフェで勉強する最大のメリットは優雅に勉強ができることだと個人的には思っています。

洗練された空間でお洒落なカップに淹れられたブラックコーヒーを飲みながら難解な計算問題を解いていると、ドーパミンがいつもより余分に放出されているのを感じます。

・雑音があるため、集中力を鍛える訓練になる。


家や図書館との大きな違いは、雑音があることでしょう。

周囲がガヤガヤとしているので、一見すると集中しづらいように思えますが、これを逆手に取ると集中力を鍛えるための良いトレーニングになるとも言えます。

・ホーソン効果が大きい


先ほどの図書館の項目で触れたホーソン効果ですが、カフェの方が効果がアップすると感じています。

図書館では周りの人たちはみんな勉強をしていますが、カフェでは勉強している人はそれほど多くありません。

友達とおしゃべりしている人たちをよそ目に、「俺は休日に遊ぶのを我慢して勉強に時間を投資しているんだ!勉強している俺を見ろ!」とばかりにホーソン効果の高まりを感じることでしょう。

・空調費がかからない


図書館と同様に空調費がかかりません。

最も後述するようにそれ以上の費用がかかりますので、焼石に水です。

デメリット

・お金がかかる。

なんといってもカフェで勉強するとお金がかかります。移動費もそうですが、飲食代が数百円〜1000円程度かかりますので、頻繁にできるものではないですね。

低年収ビルメンにとっては贅沢行為そのものです。

・勉強行為が推奨されない場合が多い。


お店の種類や立地・曜日・時間帯によって勉強ができない場合があります。

例えば、私が駅構内の某ドーナッツ屋で日曜日の昼間に勉強していた際には、ものの10分で店員さんから声をかけられてあえなく退店となってしまいました。(そりゃそうだ)

逆に郊外にある某コメ⚫︎珈琲では、2〜3時間勉強しても全然OKみたいな風潮があったりします。

店舗のホームページや店頭の張り紙などをよく確認して、そのお店で勉強しても良いかどうかをしっかり確認してから利用しましょう。

ポイント

気分転換したい時雑音耐性をつけたい時に適宜利用しましょう。

まとめ

というわけで、勉強する場所ごとにメリットとデメリットを紹介してみました。

勉強する習慣ができていない人は、まずは図書館やカフェで勉強を始めてみて、習慣化されてきたら、家での勉強に切り替えていくのがおすすめです。

私は、これまでに第三種電気主任技術者建築物環境衛生管理技術者等、一般的に高難易度と言われている資格を「家勉」により取得してきました。

しかし、しばらく勉強しない期間が続いてしまうと、家で勉強することができなくなってしまいます。

そんな時は、近所の図書館に1週間くらい通って、体が勉強に慣れてきたなと感じてきたら、「家勉」に戻すようにしています。

自転車に乗る練習をする時、初めのうちは補助輪をつけて走るけど、慣れてきたら補助輪を外して自分の力だけで進めるようになる、みたいなイメージです。

ぜひこちらの記事を参考に、勉強習慣を身につけてみてください。それでは!

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